興味あること

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傘の撥水を復活させたい!古い傘の雨粒をコロコロにする方法ベスト3

傘

お気に入りの傘の撥水が悪くなり、雨の日にさすと傘がビショビショになります。

昔のように雨水をはじかなくなりました。

 

使い始めたころのような、雨がコロコロと滑り落ちていくような傘にしたいですね! 

こんなときに、すぐに思い浮かぶのは防水スプレー!

 

防水スプレーを傘やレインコートに吹きかけると撥水機能がよみがえり、革靴やスニーカーに吹きかけると靴を汚れや雨から守ってくれます。

 

実は防水スプレーの他にも撥水性をよみがえらせてくれる裏ワザがありました。

 

 

傘の撥水性を復活させる

傘のコロコロ

傘の撥水性をよみがえらせる方法は3つあります。

 

  1. 傘に防水スプレーをかける
  2. 傘にドライヤーをかける
  3. 傘にアイロンをかける

一番簡単なのは、やはり防水スプレーを傘に吹きかける方法です。

 

これは間違いありません。

私もレインコートに吹きかけて、何度も再生させています。

吹きかけたばかりの状態では、雨粒がまさにコロコロと滑り落ちていきます。

 

防水スプレーがないときは、ドライヤ―とアイロンを使うと撥水性がよみがえります。

これはテレビの生活情報番組で紹介されていた方法なので、こちらも紹介しますね。

傘を撥水させるスプレー

私も何度もレインコートに防水スプレーをかけて再生させていますが、イマイチ持続性がないのです。

すぐにまた、ビショビショになっていまいます。

なので、長持ちする防水スプレーを探しました。

 

防水スプレーの種類には、フッ素系とシリコン系があります。

用途が違うのでどちらかが優れているという事はありません。

傘に適した防水スプレーを選んで使用することになります。

フッ素系「 LOCTITE 超強力防水スプレー」

防水スプレー

  • 水も油もはじく
  • 蒸れにくい
  • 効果の持続時間が短い
  • 値段が高い
シリコン系「ピノーレ-防水スプレー」

防水スプレー

  • 水しかはじかない
  • 蒸れやすい
  • 効果の持続時間が長い
  • 値段が安い
疎水性シリカ「シリカブロック」

防水スプレー

かなり長持ちしそうな撥水スプレーをみつけました。

「シリカブロック」です。

用途は傘、レインウェア、スキーウェア等のはっ水です。

 

主成分に疎水性シリカを使用しています。

シリコン樹脂を主成分とした従来品(シリコン系)に比べ持続力が約2倍、というのが特長です。

長持ちという点ではおすすめですね。

傘に防水スプレー かけ方のコツ

傘

晴れた日に傘を良く乾かしてから、防水スプレーをかけます。

雨水は水垢、空気の汚れ等を含んでいて、使用後の傘は意外に汚れています。

 

防水スプレーを吹きかける前に、まずは中性洗剤やキレイなタオル、スポンジ等で丁寧に汚れを洗い落としてください。

スプレーの定着具合が変わってくるんです。

 

スプレー後、日陰でよく乾かしてから、スプレーを2~3回繰り返して吹きかけます。

ポイントは乾燥と重ね塗りですね。 

傘が雨漏り!

凄い雨の中で傘をさしているとき、傘から雨がしみてきた経験はありませんか?

意外と傘の雨漏りを経験している人っているようです。

 

雨漏りする原因は、傘を折りたたんだ「山」の部分が薄くなり、そこから雨水が漏れて来るからです。

 

傘を開いて上を眺めてみてください。

明るい筋になっていませんか?

 

こんな場合も、防水スプレーが活躍します。

雨漏りする傘に防水スプレーを吹きかけると、雨漏りを防ぐことができます。

山の部分に、丁寧に吹きかけてください。

 

できれば、傘が新品のときに防水スプレーを吹きかけておくといいですね。

傘から雨が玉になって落ちるほど水をはじきますし、いつまでもきれいです。

新品の傘を購入されたら、ぜひお試しください。

傘を撥水させるドライヤー

ドライヤー

ドライヤーを使う方法は、軽く濡らした傘にドライヤーをかけるだけです。

実際にやってみると、ビショビショになっていた傘が見違えるように水をはじくようになりました。

 

どうして撥水性がよみがえるのかというと、使っているうちに摩擦などで倒れてしまった撥水組織がドライヤーの熱で起き上がるからだそうです。

 

表面の撥水剤であるシリコンポリマーが、ドライヤーの熱で活性化します。

傘を撥水させるアイロン

アイロン

ドライヤーと同じように、熱で撥水性を復活させる方法にアイロンがあります。

アイロンで撥水を復活させます。

ビニール傘ではなく、撥水にフッ素加工を施している傘に有効です。

 

フッ素の撥水加工は、蓮の葉効果と同じような機能を持ち、繊維の上の水は転がります。

蓮の葉はその微細構造と水の表面張力により水を水滴化して濡れることを防いでいます。

 

本物の蓮の葉や花を見たことがない人が多いかと思いますが、れんこんの生産地ではあちらこちらに蓮池があり、きれいな蓮の花が咲きますよ。

私が初めて蓮の花を見たときは、それはもう感動ものでした。

大きくてきれいなピンク色の花が水面に咲いて、本当に仏様がいらっしゃるようなありがたさでした。

アイロンのかけ方

まず傘の汚れを落とします。

アイロンの温度は化学繊維で使える温度に設定してください。

これは大事です!

 

傘を広げて、骨と骨の間の生地の部分を普通にアイロンかけします。

もちろん、内側からかけてくださいね。

 

かけ終わったら、熱が取れてから収納します。

これで、雨の日に活躍しますからお楽しみに!

超撥水傘 ヌレンザやナノテク撥水加工傘

値段が高い傘だからといって、撥水性が高いとは限りません。

撥水性の高い生地であることを表示してある傘を購入してください。

ヌレンザ

ヌレンザ
 雨に当たりながらでも水滴を弾いてくれる撥水力の秘密は高密度ポリエステル素材です。

コーティングをするのではなく、撥水する生地を用いるという逆転の発想で、1年がかりで製品化されました。

 

ヌレンザは、ひとふりでほぼ乾いた状態を維持できます。

日本の職人技の極み ヌレンザ

紳士用60cm、婦人用55cmが標準サイズ(直径)

税込 31,320円~

オーダーメイドの受注生産

高島屋にて取り扱い

(ZENZA 株式会社 福井洋傘)

ナノテク撥水加工傘

折り畳み傘

ナノテクノロジーを駆使して作られたナノテク軽量傘は、イトーヨーカドーで販売されていました。

価格は3,000円前後で買えます。

 

水滴をはじく

ナノテク傘には撥水・撥油加工技術を用いた繊維が使用されています。

 

布地の表面部分に撥水コーティングが施されていても、そのコーティングは傘を使用をするたびに次第に剥がれてしまい、撥水性能が徐々に低下していきます。

 

それに比べてナノテク傘は、繊維1つ1つを包み込むようにコーティングが施されているため、コーティングが剥がれにくく、優れた撥水性を持続できるのが特長です。

 

雨粒が弾かれてどんどん地面に落ちていきますし、ナノテク傘を一振り二振りすれば水滴はおもしろいように払えてしまいます。 

傘の表面に手を触れてみると、わずかにしっとりとしていると感じる程度まで水分がなくなります。

折りたたみ傘が臭い カビ?

折り畳み傘

折りたたみ傘が臭いくなった経験はありませんか?

雨の日に使うと、臭いは一層強くなったりします。

 

その原因は、まだ湿っている状態のときに畳んでしまい、雑菌やカビが繁殖してしまったからです。

カラリと乾かしてから畳むのがお約束ですが、臭くなってしまった場合の対処法があります。

折りたたみ傘の臭いを取る方法

臭くなってしまった傘のニオイを取る方法を紹介します。

 

まず、熱めのお湯2リットルに対して、粉末のワイドハイターなら大匙3~4杯の酸素系漂白剤を溶かしてください。

傘を開いた状態にして、ハイターを溶かした液で布の部分を拭きます。

 

濡れたまま2時間位放置したら、最後にしっかりと水で洗い、よくかわいたタオルで拭きあげます。

あとはよく乾かしてください。

 

仕上げに、傘の撥水性が落ちますので防水スプレーをかけておくとベストです。

まとめ

大事にしている傘をずっと使っていきたいとき、防水スプレーは強い味方です。

 

まず、新品のときに一吹きしてくださいね。

雨が降り、傘を使ったらさっと洗って乾かして一吹き。

これで、大切な傘を長く使っていけます。

 

雨の日に、雨粒がコロコロ落ちていく様は楽しいですからね。

お気に入りの傘は大切に使いましょう。