実は、私はお掃除が苦手なんです。
四角い部屋も丸く掃くタイプです。
それに引き換え、主人がする掃除の丁寧なこと!
私のガサツさを、几帳面な主人がカバーしてくれています。
定年後は、主人がせっせと家中のお掃除をやってくれました。
目の前で丁寧な掃除をされると、それを見ているだけで、私の掃除に対する考え方がだんだんと変わっていきました。
綺麗にするって、気持ちがいい~
というわけで、私は主人に掃除の仕方を教わりました。
そういえば、お姑さんも掃除好きでしたね。
実家の母は丸く掃くタイプでしたから・・・遺伝だ~
楽々な換気扇掃除の仕方
油汚れって・・・苦手でした!
ベタベタが手について、今度は手のベタベタが落ちない~~
換気扇のまわりが油汚れで黄色くなっているのはわかっているのですが、なかなか掃除の腰が上がりません。
年末の大掃除でやればいいや、とほったらかしにしていたらひどいことになってしまったという経験はありませんか?
私の実体験ですが…
やらなければいけないとわかっていながら後回しになってしまうのが換気扇の油汚れですね。
そんな、換気扇掃除を楽々にやる方法がありました。
話題の「セスキ炭酸ソーダ」です。
一昨年くらいから、ホームセンターにセスキ製品がずらりと並ぶようになりました。
私使っているのは粉末です。
溶かして使うので、コスパがメチャクチャいいんです
もう、魔法の粉と呼ぶ人もいるほどの、スグレモノ。
換気扇掃除は「セスキ炭酸ソーダ」におまかせください。
エコ洗剤で有名なのが重曹ですが、セスキ炭酸ソーダはその重曹の10倍の洗浄力を持っているスーパーエコ洗剤です。
重曹で落ちなかった汚れもセスキ炭酸ソーダで落ちるかも、期待してください♪
セスキ炭酸ソーダとは?
さらさらした白い粉で、結晶状で長期保存ができますし変質もしません。
セスキ炭酸ソーダは重曹では落ちなかった油汚れも落とせますし、環境にもやさしいのです。
水に溶けやすく、弱アルカリ性です。
重曹のアルカリ度はph8.2で、炭酸塩はpH11.2です。
セスキ炭酸ソーダはph9.8で、重曹と炭酸塩のちょうど間になります。
アルカリ度が強い炭酸塩は汚れが落ちやすいのですが、手荒れの心配があります。
なので、弱アルカリ性のセスキ炭酸ソーダがおすすめというわけです。
それに、重曹は水で溶かしてスプレーにすると固まってスプレーしにくくなりますが、セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく、スプレーにしていろいろな掃除に使えます。
手が荒れず、スプレーにしても固まらないセスキ炭酸ソーダは主婦の強い味方ですね。
セスキ炭酸ソーダの作り方
セスキ炭酸ソーダ:基本のスプレーの作り方
◆ 水500ccにセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯を溶かします。
100均で売っているスプレーボトルに入れて作ると簡単にできます。
作ったら2~3ヵ月で使い切ってください。
汚れがひどい場合は、少し濃い目に作ってみてくださいね。
セスキ炭酸ソーダで換気扇を掃除する方法とは
作るのが面倒な方は、市販のセスキ炭酸ソーダを使ってくださいね。
油まみれの換気扇や、油汚れがひどいベタベタのガスコンロなどにスプレーを吹きかけます。
頑固な油汚れにはキッチンペーパーで五徳をくるんだり、換気扇の羽根に張り付けたりしてスプレーを吹きかけます。
このように、シップをして時間をおけば(30分くらい)、驚くほどきれいになります。
しっかりとスプレーした換気扇の油汚れが溶けてきたら、軽くキッチンペーパーでふき取ります。
そのあと、水拭きをすれば完了です。
落ちにくかったら、スプレーの濃度を濃くしてみるのもいいですよ。
また、油汚れに対してはお湯を利用すると驚くほど簡単に落とせます。
お湯とアルカリ性洗剤はベストマッチです。
セスキ炭酸ソーダで換気扇をつけおき洗い
セスキ炭酸ソーダはアルカリ性で、溶解度も大きいので、換気扇(シロッコファン)のつけおき洗いに向いています。
シロッコファンとは、レンジフードなどの換気機器に使用される、縦長の細長い板状の羽根が筒状にとりつけられているファンのことです。
このファンの油汚れを落とすなんて考えると気分は重くなりますが、でも大丈夫です。
セスキ炭酸ソーダが魔法みたいにきれいにしてくれますから!
まず、新聞紙の上で、割りばしに布などを巻き付けたもので、油や埃で固まったよごれを掻き出したほうが良いです。
シロッコファンが入るくらいのバケツに熱いお湯を入れてセスキ炭酸ソーダを大さじ2杯溶かします。
そこにシロッコファンを付けて、冷めるまで放置します。
お湯に入れたまま、古い歯ブラシなどでゴシゴシと洗います。
(フィルターは塗料が剥がれるので、シロッコファンだけの方が良い)
バケツを汚したくない場合は、大きなビニール袋をシンクに入れて使います。
空気を抜いて口を閉じればしっかり浸かります。
汚れがひどく1時間おいても落ちにくい時は、再度新しいお湯とセスキを用意しても二度つけしましょう!
つけ置き時間が長ければ長いほど汚れ落ちが良くなります。
排水を流す時は、ビニール袋の底に数カ所穴をあけて、ゆっくりと水だけ流します。
そうすると、袋の中に油汚れが残りますので、袋ごと捨ててください。
これで、環境問題も解決です。
換気扇周りのお掃除はつけ置き中にやっちゃいましょう。
換気扇の上って普段見えないので見逃しがちです。
ここにもしっかりと油汚れや埃がたまっているので、セスキをスプレーしてピカピカに!
シロッコファンが外れないとき
ファン固定ネジを外してもシロッコファンが外れないときがあります。
長い間掃除をしていないと、油が固着していて外れにくいんです。
なかなか外れない場合は、しばらく動かして回転部の熱により油が柔らかくなった時点で、木槌やドライバーの柄の部分でボルトの頭を2~3度叩いてみて下さい
軽く、ドアにノックする程度です。
ファン本体が反動で少し出てたら、手で引っ張ってみてください。
ドライヤーで温める方法もありますが、そのときは油に注意して下さいね。
回転軸の付け根にグリスを注入
また、長期間使っているとモーターの回転軸の潤滑油が消耗して、動かした時に変な音がする場合があります。
変な音が出るようになる前にグリスを注入しておくといいので、掃除をしたときがチャンスです。
シロッコファンがきれいになったら取り付けますが、その前にモーターの回転軸の付け根にグリスを注入しておきましょう。
(グリスは長期潤滑剤タイプを使ってください。)
セスキ炭酸ソーダを使った人の口コミから
油の汚れと、酸化臭に悩まされていましたがセスキは魔法のような洗剤ですね。 もっと早くから使いたかったです。 とても良い商品ですね。 キッチンのガスコンロ周りの壁が、ツルッとしたの大理石風樹脂です。 油はねなどは、毎晩マイクロファイバーの布巾で拭き上げているので、いつもツルッとして手触りもサラサラ、それで何年も充分満足していました。 Yシャツの襟汚れに吹きかけようと思って買ったこのセスキ炭酸ソーダですが、先日、濃いめの溶液でそのキッチン壁を拭いてみてびっくり! 今迄、汚れているようには全然見えなかった壁が、ツルツルツヤツヤ、周りの景色が写って、新築時を思い出しました。 そうそう、これくらいピカピカしてたっけ! 一皮剥けて、ガラスの様に輝きました。 特に力も入れず、いつもの様にささっと拭いただけなのです。 これからも、セスキ溶液で輝きを保とうと思います。 |
セスキはやっぱり魔法の粉ではないでしょうか?
私も、普段からセスキ溶液をスプレーして、サッと、気軽にガスレンジまわりをお掃除しています。
まとめ
セスキ炭酸ソーダを使えば、憂鬱(ゆううつ)だった換気扇の掃除が楽々になります。
とくに、シロッコファンは主婦泣かせの換気扇です。
お掃除専門の業者さんに頼みたくなりますが、セスキ炭酸ソーダを使えば普通の主婦だってシロッコファンをキレイにできます。
セスキを使って、シロッコファンの油汚れに挑戦してみませんか?
ビックリするくらいきれいになるので感動ものです。