いつも綺麗なお花を育てている近所のお宅の庭に、新しくカーネーションの鉢が2つ追加になりました。
きっと、昨日の母の日に、お子さんたちからプレゼントされたのでしょう。
私もカーネーションの鉢植えをいただきますが、なんだかすぐに枯らしてしまうんです。
つぼみはたくさん付いているのに、咲かないまま枯らしてしまったこともあります。
なぜ?
水もちゃんとあげて、鉢だって植え替えて大きくしたのに・・・
枯らさないカーネーションの育て方を勉強してみましょうか。
カーネーションの育て方はムズカシイ?
まず、カーネーションには一季咲きタイプと四季咲きタイプがあります。
現在のカーネーションは品種改良が進み、秋にも花が咲く四季咲きタイプが主流になっているそうです。
病気や厳しい気候に強くて、上手に育てれば一年中美しく保つことができるんですって。
大事なのは適度な湿度と温度管理ですね。
私が過去いただいたカーネーションはつぼみがたくさんついていました。
それなのに、花が開かないまま枯らしてしまいましたからね。
なぜ咲かないのか、疑問でした。
日光に当てる
カーネーションは、できるだけ日当たりと風通しのよいところを選んで置きます。
満開なら、室内でも十分ですが、たくさんつぼみがある場合は日光に当てなければ枯れてしまう可能性があるそうです。
日光にも当てていたつもりでしたが、昨年のカーネーションは枯らしてしまいましたね。
なぜ、枯れたのでしょうか?
実は、カーネーションは高温多湿に弱い花です。
夏に直射日光に当てるのはNGです。
木陰に置いたり、半日は日陰で風通しの良い場所に置くといいそうです。
直射日光を避けて涼しい場所に置き、やや乾燥気味に管理することがポイントです。
またカーネーションは、夏の暑さに弱いだけでなく、冬の寒さにも弱いみたいです。
もし冬を越せそうなら、室内の日当たりのいい場所や、寒風をしのげる場所に置いてください。
雨があたらないようする
また、花やつぼみは水に弱いので、花が咲いている時期は雨があたらないようにしなければなりません。
ジョーロで上から水をかけるなんて、ダメですからね。
花とつぼみに水がかからないように、土の表面に直接水をかけます。
土が乾いたら水をやります。
水もやり過ぎると根腐れしますので、土の乾き具合や天気をチェックしてください。
もし、地面に植えるなら、カーネーションは湿気が苦手なので、雨に当たらない場所に植えましょう。
エネルギー(肥料)の補給
花を咲かすためにはたくさんのエネルギーがいります。
春と秋には、液体肥料を2週間に1回程度あげてください。
化成肥料なら、1ヶ月に1回です。
(夏や冬は肥料をあげなくていいです。)
定期的に植え替え
カーネーションは成長すると、鉢の中が根でいっぱいになります。
そうすると生育不良になるので、定期的に植え替えをしなければなりません。
上手く夏が越せたら、9月下旬から11月が植え替えに最適な時期になります。
一回り大きな鉢に植え替えてくださいね。
病気や害虫の対策方法
参照元:彩湖の昆虫
カーネーションに付きやすい害虫は「クロウリハムシ」です。
頭と胸が赤くて、黒い色をした虫です。
この虫、見たことあります。
これは、カーネーションの花やつぼみを食べるんだそうです。
クロウリハムシは、キラキラ光るものが嫌いらしいので、光を反射するテープで花のまわりを囲って防虫しましょう。
他にも、「アブラムシ」「ハダニ」には注意が必要です。
大量に発生したら、専用薬剤で駆除します。
害虫の分泌物から「ウイルス病」にかかってしまうこともあります。
まとめ
子供たちからの愛のこもったカーネーションです。
できるだけ花を咲かせて、枯らさないようにがんばりたいです。
枯らしてしまう一番の原因は水やりのようです。
土が乾かないうちに水をやると、土がいつも湿った状態になって、根腐れしやすくなります。
やや乾燥気味に育てて、ちょうどいいようです。