50歳でもきれいな体でいるにはどうすればいいのでしょうか？
50代になると、そんなに食べてもいないのに、少しずつ体重が増えたりしていませんか？
更年期を過ぎてから、更年期前と同じ量の食事をすると太るみたいです。
確かに、それほど食べてないのに体重が増加の一途をたどる、なんてよくある話なんです。
カロリー制限をしているつもりなのに、それでも体重が減らないのは50代以降の特徴です。
痩せてきれいになる人は、少しだけ努力しています。
テレビのダイエット番組でやっているような、短期間で結果を出す過酷なダイエットはいりません。
毎日生活をしていく中で、ほんの少しだけ努力すればいいんです。
50歳でもきれいな体でいるために
「もう年だから」とか、「中身がよければ外見などは二の次よ」なんて自分をあきらめた姿勢ではきれいな50代は迎えられません。
背筋をピンと伸ばして、きれいな言葉遣いでどなたにもきちんと敬語で話すなど、年齢に応じた美しさがあります。
女50代、キレイになるために、外見はできるだけエレガントに見えるように心を配りたいものです。
昔のようにすらっとした体型に戻れたら、きっと心まで軽くなるでしょうね。
私も中年になり、だんだんと太っていったときに、そのときどきに流行ったダイエットをいろいろと試してみました。
その結果わかったことは、食事をコントロールして、摂取カロリーを落とさないと結局は痩せられないということです。
しかし、無理なダイエットはリバウンドしかなく、肌がボロボロになるだけ。
キレイな50代にはなれません。
更年期に負けないで
女性なら、ハリのある肌や、ツヤのある髪、前向きな心、晴れやかな気分など、持ち続けたいものですね。
女性は更年期になるとホルモンバランスがくずれて、心身の不調を伴う更年期の症状が出てきます。
何事もなく過ごせる人もいるようですが、たいていはこれが更年期かなと思い至るものです。
外見的には皮膚のたるみやしわが出てきたり、口元の髭が濃くなったりします。
なぜなら、女性ホルモンの分泌量が低下するからです。
更年期には一体どんな症状があるの？
- 肩こり
- 頭痛
- 腰痛
- 不眠
- 筋肉痛
- 関節痛
- 疲れやすい、やる気がしない
- のぼせ、ほてり、顔が赤くなる
- やたらと汗をかく
- イライラする、不安になる
- 皮膚が痒い
- 動悸、息切れ
- 気分が沈む、うつっぽい
- めまいや耳鳴り、ふわふわした感じ
- 胃がもたれる、食欲がでない
- 膣が乾燥している気がする
それはもういろいろあります。
更年期の症状の代表的なものに「のぼせ」があります。
更年期の先輩に「顔がカーッと熱くなる」と教えられていました。
なので、本当に顔がカーッとなったときには、「とうとう来たか」と自分の年齢を確かめましたね。
美肌ホルモンの減少
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの二種類があります。
特にエストロゲンは「美肌ホルモン」とも呼ばれ、女性を美しくしてくれます。
エストロゲンは、月経後から排卵前までに多く分泌され、エストロゲンの分泌が多い時期は、心も体も肌も安定しています。
このエストロゲンは40歳以降になると、分泌が極端に低下してしまいます。
そのため、イライラや不安、ほてり、めまい、肩こり、不眠などの更年期症状が引き起こされるのです。
女はたいへんなのです。
女性ホルモンが少なくなるのは、加齢のせいばかりではありません。
女性ホルモンの分泌量が低下してしまう原因とは？
- 過度のストレスや過労
- 睡眠不足
- 夜型の生活
- 運動不足
- 無理な食事制限
- 冷え
生活習慣を見直して、女性ホルモンを減少させないようにする必要があります。
女性ホルモン（エストロゲン）と似た性質を持つ食材を摂ると、女性ホルモンを増やすことができるといわれています。
女性ホルモン（エストロゲン）と似た性質を持つ食材とは？
- 納豆、豆腐、きなこといった大豆製品
- ナッツ類、キャベツ、りんご、ふどう、桃、梨、レーズン
- わかめやひじきなどの海藻類
- ごま、小麦、えんどう豆
- かぼちゃ、アボカド
- マグロの赤身やバナナ
40代から50代は、ちょうど親の介護や子供の就職、結婚などの時期で環境も大きく変化する時期です。
更年期を上手に乗り切って、50歳でもきれいな体になるための努力を続けたいですね。
頑張り屋さんや何でもフルパワーでやってしまおうとする人、自分の事は後回しにして人のお世話を一生懸命するタイプの人は更年期の症状が出やすいそうですよ。
イライラや不安をできるだけ避けた方がいいようです。
過度なダイエットなどもホルモンバランスを崩す原因になります。
無理は禁物です！
お腹の脂肪を減らしたい
中年になると、お腹にぜい肉がついて鏡モチのようになりました。
ニットのスカートなんて、絶対に無理です。
この脂肪たっぷりのお腹を、すっきりとしたお腹に変えたいのですが、何とかならないのでしょうか？
歩いても、水泳をしても、お腹はへこみません。
無理してダイエットをすれば、痩せるのは胸ばかり・・・
50代は加齢によりお腹まわりの筋肉が緩むお年頃なんです。
お腹まわりの筋肉が緩むと内蔵の重みを支えきれなくなり、お腹がたるんでしまいます。
これが、ポッコリお腹の原因です。
ガリガリに痩せたおばあさんでも下腹がポッコリ出ているのは、脂肪ではなく、筋肉で支えきれなくなった内臓の重みのせいです。
お腹が出る原因は、筋肉の衰えと内臓脂肪の増加です。
私も健康診断で内臓脂肪の多さを指摘されます。
つかむとすごいんです！
効率よく脂肪を燃焼させるには、筋肉を増やすことが重要です。
筋トレをやってから、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をすると効率的に痩せられるそうです。
筋トレが大事だってわかっているのですが、なかなか実行に移せないのが50代です…
ヨガは痩せる？痩せない？
私がヨガに通い始めて、2年以上が過ぎました。
2ヶ月くらい（週一）教室に通ったら、ヒップアップしていました！
ヨガ、すごい！
でも、目的がダイエットだとしたら「ヨガは効果なし」なんて思ってしまうかも。
ヨガの翌日は毎回、筋肉痛になります。
これって、かなりの運動をしてるってことですよね。
ヨガの目的はリラックス。
リラックスすると、心の許容度が上がります。
身体がリラックスして、心もリラックスする・・・
心のリラックスを初めから求めるのはむずかしいので、私はまず、身体のリラックスから入ります。
身体がリラックスすれば、心もリラックスしてきますからね。
ヨガの効果とは？
- 代謝がよくなる（汗がよく出るようになる）
- 睡眠の質がよくなる（疲れが取れやすくなる）
- 便秘が改善する
- 体が柔らかくなる
- 心が軽くなる
- 姿勢がよくなる
心と身体がリラックスすると、便秘が改善したり、生理痛が軽くなったり。
短時間しか寝る時間がなくても、疲れが取れるようになります。
ヨガが難しいのは、DVDや本で見てマネをしても、なかなかうまくできないことです。
同じようなポーズをとっているつもりでも、体幹がブレていたりします。
ヨガの教室なら、インストラクターさんがすぐにポーズを修正してくれます。
自分ができていない点がよくわかるので、できたら教室がおすすめです。
ヨガでふくらはぎを細く
太ももはスクワットで細くなりますが、ふくらはぎを細くするのはむずかしいと思っていました。
パリヴルタ・マラーサナ（花輪のポーズ）はふくらはぎを細くするポーズです。
ふくらはぎが細くなったら、ステキでしょう？
パリヴルタ・マラーサナ（花輪のポーズ）を紹介しますね。
- 足首の柔軟性向上
- 足を引き締める
- 足の付け根のストレッチ
- 背中のストレッチ
- おなかを引き締める
- 身体のゆがみを改善する
＜マラーサナのやり方＞
1. マラーサナのポーズをとります。
2. 両足をできるだけ近く寄せ、かかとをなるべく床につけ、しゃがみます。
3. 太腿を胴体よりやや広く開き、両肘は両膝の内側につけ、手のひらを合わせて肘で膝を押し、膝は肘を押し返すイメージでお尻や鼠蹊部をストレッチします。
4. この時、尾てい骨は床に伸び、頭のてっぺんは天井に伸びるように、お腹を丸めないように、腰や背中を伸ばしましょう。
5. そのまま10呼吸ほど繰り返します。
ヨガは効果がないと思われる方は、ダイエット効果を期待されていたのではないでしょうか？
でも、全身がほっそりとなるには食事制限やカロリーの計算が必須です。
腹八分目で食事を止めると自然に痩せていきますから、ここでヨガを組み入れるとダイエット効果が倍増するでしょうね。
ヨガでヒップアップ
ヨガで期待できる効果は身体と心のリラックスです。
先生についてきちんとやれば、翌日はかなりの筋肉痛になりますから、運動の効果もかなり高いです。
知らないうちに脚が細くなったり、ヒップアップしたり。
ちなみに、ヨガの効果ではヒップアップが一番出やすい効果らしいです。
ヒップが上がると若く見えますよね。
おばさん体型だとお腹が気になりますが、意外とヒップもおばさん体型に見える原因になっているんです。
ヒップがだらっと下がっているのは残念です。
ヨガを始めると、2～3ヵ月くらいでまず体型に変化が現れます。
私はすぐにヒップが上がりました。
垂れたお尻は年齢だから仕方がないと思っていましたが、そうではありませんでした。
オバサンだって、ヒップアップできました！
それも、たった2ヶ月で！
ヨガで痩せようとは思っていませんでしたが、お尻がキュッと上がるとは驚きでしたね。
まとめ
50歳でも60歳でも、身体を動かしていると引き締まってきます。
あきらめたら終わりです。
50歳でもきれいな体でいるために、少しだけ努力をすればいいんです。
結果が出るとうれしくなって、また頑張りたくなりますから。
美容だけではありません。
健康になれますから！
