免許返納の年齢って、どれくらいなのでしょうね。
私の主人は「高齢運転者」です。
高齢者は65歳からですが、高齢運転者といわれるのは70歳からです。
実は、ここ1年のあいだに、旅先で連続2回事故を起こしました。
私の主人は、若い頃は運転がうまくて安心して横に乗っていられましたが、今は不安です。
ガガガッと、ブロックに乗り上げたり、バックで駐車するのに、暗くて木があるのに気づかずにドーンと当たったり。
それはもう、後始末がたいへんです。
レンタカーなのでずいぶんと楽な方ですが、警察呼んで事故証明をもらって、レンタカー屋さんに報告して・・・
1回目の事故のとき、保険代をケチっていたので2万円の支払いになりました。
ちなみに、車は無傷でした。
2回目のときは、主人が自ら希望して、保証が大きな保険に入っていたので、車に傷をつけてしまいましたが無料で済みました。
主人は、次回の免許更新はもうしないと言っています。
高齢者ドライバーは、本当に危ないです。
家族に高齢者ドライバーがいる方は心配ですね。
免許返納の年齢って何歳から?
免許の自主返納制度は、道路交通法改正により平成10年に施行されました。
高齢者や運転免許が不要になった人が、自主的に運転免許を返納することができる制度です。
65歳から「高齢者」と呼ばれます。
また、「高齢運転者」と呼ばれるのは70歳からなので、加齢による自主返納の目安は70歳前後といわれています。
自主返納なので、実際には年齢制限はありません。
しかし、毎日車を運転している人にとって、車を運転できなくなるというのはとても不便なものです。
多くの自治体では、高齢者が移動に困らないように、バスやタクシーなどの公共交通機関で割引の特典が受けられたりする特典を用意しています。
しかし、都会住まいなら、公共の乗り物がたくさんありますが、田舎ではそうはいきません。
だから、90歳になっても車を運転する高齢者がいらっしゃるんですね。
「あぶないから、もう運転は止めて」と家族が訴えても、なかなか納得してくれない方もいらっしゃるようです。
返納してくれない場合、事故を起こすまで運転をしてしまうのではと不安になりますね。
どうして免許を手放すことができないのか、家族でしっかり話し合って、将来的には免許を返納する方向にもっていきたいですね。
出典:楽天市場
基本的に、車を運転する人は歩かない傾向があります。
すぐ近くのスーパーに買い物に行くのも、車。
歩く習慣がないんですね。
今さら歩けない、なんて言わないで、頑張ってみませんか?
心がけ次第で、日々ウォーキングの健康な生活ができるようになるかもしれません。
買い物には歩いていくと決めたら、かなりの距離を歩けますからね。
出典:楽天市場
高齢者向けのシルバーカートや、電動自転車に乗り換えてみるのもおすすめです。
もちろん、事故がないように注意して乗らなければなりませんけど。
買い物くらいなら、シルバーカートや、電動自転車が活躍しますよ。
免許返納の手続きの仕方
免許の自主返納とは、有効期限内の運転免許証を返納したいという方が、公安委員会に申請して免許を取り消す制度です。
返納手続きの受付場所はこちらです。
- 自動車運転免許試験場
- 警察署交通課
- 警察本部運転免許管理課
免許返納に必要なものはこの2点のみです。
- 運転免許証
- 印鑑
もし、免許返納と一緒に、「運転経歴証明書」の交付申請をする場合は、交付手数料と写真が必要になります。
- 交付手数料(1,100円)
- 写真(3㎝×2.4㎝)
運転経歴証明書とは自主的に免許を返納したことを証明するもので、身分証明書として使えます。
自治体によって受けられる特典は異なりますが、「運転経歴証明書」を持っていると、様々な特典を受けられるようになります。
免許返納の特典とは?
運転免許を自主返納された高齢者の方には、支援サービスがあります。
各市町村で違いますので、自分の住んでいる地域の市町村に問い合わせてみてください。
ちなみに、福岡県では以下のようなサービスが多いです。
高齢者のみなさんへ
こんなふうなことに思い当たりませんか?
・最近、運転に不安を感じるようになった
・物をなくすようになった
・物忘れが激しくなった
・体力の衰えを感じるようになった(目や耳が悪くなった)
・標識を見落としてしまった(歩行者の発見が遅れてしまった)
・交通事故を起こしそうになった(事故を起こしてしまった)
体力的な衰えを感じたら、事故を起こす前に免許の返納をして、ドライバーを卒業しませんか?
起こってからでは遅いんです。
まとめ
田舎で、公共の交通機関があまり発達していないような地域では、車が必需品になります。
運転免許を返納することは、生活の足を失うことなので、決断はとても難しいと思われます。
しかし、実際に70歳を超えると、老化や体力の衰えで運転技術が落ちていきます。
大きな事故を引き起こさないとも限りません。
体力の衰えを感じたら、勇気をもって、免許返納を考えみてはいかがでしょうか?
もちろん、生活をバックアップする家族の協力は必須です。